ニュース 2022.02.08 シャープ「COCORO OFFICE」、クラウドにデータを自動保存する新サービス追加
スマートフォンやプライベートパソコンに保存されている「思い出の写真」「仕事のメールや資料」は、突然消滅してしまうと困るし、悲しい。
しかし、こうした経験をしている人は少なくない。
結果として、AppleのiCloud、Microsoft One Drive、Amazon Photoのように、自動でデータをバックアップしてくれるサービスの利用は身近になり、多くの人が当たり前のように利用する存在になっているといっていい。
ところが、企業内でのデータのバックアップ方法といえば、まだ手動でサーバーに移動させたり、手動で記録媒体に保存するなど、手作業に頼ることが多いのが現実だ。
手作業の問題点は、保管作業を忘れてしまってデータが紛失したり、保管したはずのデータが紛失したりといった危うさだろう。
クラウドに定期保存されたデータは、サイバー攻撃を受けても影響を受けない
シャープ(大阪府堺市)は、1月24日、PCやファイルサーバーのデータをクラウド上に、定期的に自動保存できる新サービス「COCORO OFFICEバックアップ」の提供を、2月中旬に開始すると発表した。
利用できるのは、同社のスマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」の導入企業。
サイバー攻撃を受けた場合も、クラウド上のデータは守られるため、安全なネットワークからサーバーにアクセスすれば、すぐに通常通り業務を再開することが可能だ。
バックアップ容量は、100GB、200GB、500GB、の3種類が用意されている。
【関連リンク】
・シャープ、クラウドで企業内データをバックアップ(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF242B00U2A120C2000000/
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock