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米Google、位置情報を無断で追跡しているとして米司法長官らに提訴される

ニュース 2022.02.06 米Google、位置情報を無断で追跡しているとして米司法長官らに提訴される

米首都ワシントンの司法長官は、1月24日(米国時間)、米Googleを提訴した。

ワシントンD.C.の上級裁判所に提出された訴状によれば、米Googleは、スマートフォン利用者の同意を得ることなく、位置情報を追跡し記録していたとするもの。

ワシントンD.C.のみならず、ワシントン州、テキサス州、インディアナ州の司法長官も、各州でそれぞれ同様の訴訟を起こしているという。

GPSはオフなのにGoogle Map上の自分の位置は移動している?

米ワシントンD.C.司法長官のカール・ラシーン氏によれば、米Googleは、設定画面で位置情報の設定を拒否しているにも関わらず、Wi-Fiや地図アプリGoogle Mapなどから、ユーザーの位置情報を取得しているという。

この訴えに対してGoogleは、「司法長官たちは、不正確で時代遅れな主張に基づいて訴訟を起こした。我々は常にプライバシー機能を製品に搭載し、位置データを確実に制御できる機能を提供してきた」という声明文をメディアに送っている。

位置情報の設定がオフになっているにも関わらず、Google Mapの道案内は利用できることを不思議に思ったことがある。

アプリ利用において、プライバシーが守られているのかどうか、よく分からず、諦めに近い気持ちになることも多いが、やはり大事な問題だ。裁判の行方に注目しておく必要はあるだろう。

【関連リンク】

・米ワシントン司法長官、Googleを提訴 位置情報収集で(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2502J0V20C22A1000000/

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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