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Twitter、新型コロナの虚偽情報をシェアしているとして米共和党議員の個人アカウントを永久凍結

ニュース 2022.01.17 Twitter、新型コロナの虚偽情報をシェアしているとして米共和党議員の個人アカウントを永久凍結

米Twitterは、1月2日、アメリカの共和党所属の下院議員Marjorie Taylor Greene氏の個人アカウントを永久凍結したことを発表した。

ただし、同議員の議員としての認証バッジつき公式アカウントは、利用可能なまま。

同社によれば、アカウント凍結の理由は、Greene氏が『COVID-19(新型コロナウイルス感染症)について誤解を招く情報に関するポリシー』にくり返し違反したことが原因だという。

今回凍結されたアカウントからの投稿に対して、くり返し、誤解を招く表現があるとして警告し、一時停止の措置をとってきた。しかし、Greene氏は変わらず投稿を続け、5回のアカウント停止を経て、今回の措置に至っている。

米共和党議員、Twitter凍結後はTelegramに投稿。読み手に託される正しい情報の取捨選択

Twitterによれば、永久凍結の措置については、不服申し立てが認められている。仮に、Greene氏の投稿内容が事実だと証明された場合には、凍結は解除される可能性もある。

しかし、Greene氏は、Twitterの措置対して反発し、"Twitter is an enemy to America and can’t handle the truth."(Twitterはアメリカの敵であり、真実を扱うことができない)といった発言を含む投稿を、ロシアのメッセージアプリTelegramに投稿している。

Twitterの個人アカウントを閉鎖しても、議員アカウントが存在し、議員アカウントが使われないとしても、ロシアのメッセージアプリに投稿する。

発言の自由が完全に奪われることは、良くも悪くも、無い。情報を受け取る側が、一連の出来事や事実を思慮深く観察し、正しいと思う情報を取捨選択していくしかないのだろう。

【関連リンク】

・COVID-19について誤解を招く情報に関するポリシー(Twitterヘルプセンター)
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/medical-misinformation-policy

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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