ニュース 2022.01.16 警視庁、運転免許証更新時の高齢者「認知機能検査」をインターネット予約可能に
インターネットで予約ができるサービスは、さまざまな業界で年々増えている。
利用者は、予約をすることでスムーズにサービスの提供を受けることができる他、前後の予定も立てやすくなる。
サービス提供側にとっても、いつ解消するか分からない行列ができ、利用者を延々と待たせることもなくなり、精神的にも救われるだろう。
また、サービス利用者の来訪時間や人数が把握できていれば、準備をしておくことも可能だ。
レストランのように、順番を予約するというよりも、テーブルやエリアを相談しながら選びたいサービスの場合には、インターネット予約より電話予約の方が好まれることもある。
しかし、映画館、飛行機、新幹線のようにシートの位置だけ選べばよいサービス、病院や銀行の手続きのように順番だけを予約したいサービスの場合には、アプリやインターネットでの予約が、やはり便利だ。
インターネットなら24時間予約が可能で、予約履歴も残る。
NECの「認知機能検査予約システム」でコールセンターの業務効率化へ
NEC(東京都港区)は、1月4日、高齢者が受ける運転免許更新時の「認知機能検査」をインターネットで予約可能なように、警視庁用に予約受付システムを構築したことを発表した。
運転免許の更新において、75歳(運転免許証の更新期間が満了を迎える日の年齢)以上の高齢者は、認知機能検査を受けなければならないが、予約方法は、これまで電話予約のみだった。
予約システム導入により、利用者は24時間予約が可能になり、営業時間内に集中していた予約電話の対応も減らすことができるため、コールセンターの業務も効率化されるだろう。
認知機能検査のネット予約は同日から開始しているが、電話予約も営業時間内(9時半~17時)は今まで通り可能。
【関連リンク】
・運転免許更新時の認知機能検査をネット予約--NECが警視庁向けにシステム構築(ZDNet Japan)
https://japan.zdnet.com/article/35181666/
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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