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学校教育の常識になりつつあるプログラミング、必須科目に順次導入の3年目

ニュース 2022.01.15 学校教育の常識になりつつあるプログラミング、必須科目に順次導入3年目

2022年は、小中高校の学校教育でのプログラミング授業開始後、3年目に入る。

東進ハイスクール・東進衛星予備校を運営するナガセ(東京都武蔵野市)は、2021年10月から11月にかけて、全国の中高校生約10万人を対象に行った、受験に関する独自アンケートのなかで、プログラミング学習の実態についても調査した。

2021年12月29日、同社から公開された調査結果によれば、「プログラミングができる」と回答した割合が最も高かったのは中学1年生。

中学1年生の半数以上にあたる約55%が、何らかのかたちで「プログラミングができる」と回答している。

アンケートで「プログラミング」ができると回答、中学1年生が最多

現時点での中高生で、プログラミングを必修科目として習得した時間が最も長いのは、中学1年生だ。

プログラミング教育は、2020年度に小学校で必修科目となり、2021年度は中学校で、今年2022年度は高校の「情報Ⅰ」にプログラミングが追加されるかたちで必修となる。2024年度には、大学入学共通テストへの出題も検討されているという。

高校教育の「情報」は、「国語」「数学」「理科」「外国語」などと並ぶ教科として、2003年度に新設された。

今回、高校の共通必修科目として新設される「情報Ⅰ」では、プログラミングのほか、情報セキュリティをはじめ、ネットワーク全体をとりまく環境「法規・制度」「情報セキュリティ」「情報モラル」「問題の発見・解決」「情報技術が果たす役割と影響」などを学ぶことができる。

情報やプログラミングが、国語や数学のように、一般的な、耳慣れた知識となっていく時代が確実に始まっている。

【関連リンク】

・中1の5割以上「プログラミングできる」 民間調査(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC044750U2A100C2000000/

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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