ニュース 2021.12.27 Amazon Web ServiceとNTTデータ、クラウド導入企業をサポートする新サービス開発へ
NTTデータと米AWS(Amazon Web Services)は、12月16日、2022年1月から戦略的協業を開始。業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を目指してクラウドサービスの導入を希望する顧客企業に向けた、新サービスの開発などを協力して推進していくと発表した。
NTTデータは、社会的にも重要になっているような顧客企業の大規模システム開発や運用などを経験している。この顧客サポート経験を活かすことで、顧客企業の要望や業務課題に合わせた適切なDX化推進を支援することが可能だが、今後はさらに、AWSと共に開発するサービスも含め、AWSサービスを活用したクラウド導入サポートを展開していくという。
開発した新しいサービスは、「AWS Marketplace」などを通じて顧客企業に提供する予定だ。
NTTグループ、AWS技術者を2300人から5000人に増員
AWSは、AWSの活用方法などについて学びたい人のために「AWSトレーニング」というサービスを用意している。
無料のコースから、AWS認定インストラクターの授業形式のクラス、1対1のプライベートトレーニングなど種類は多い。
NTTデータは、今回の協業の一環として、このAWSトレーニングを採用。NTTの国内グループには、約2300人(2021年8月末)のAWS技術者がいるが、2025年3月末までに同技術者を5000人に増員する予定だという。
また、技術者以外にも、コンサルティングなど、DX化に向けた先進技術の活用方法などをアドバイスできる人材も育成していくとした。
【関連リンク】
・NTTデータとAWS、2022年からDX事業の戦略的協業を開始(Zdnet Japan)
https://japan.zdnet.com/article/35180969/
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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