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日本IBMと茨城県、IT人材教育モデル「P-TECH」スタート

ニュース 2021.10.02 日本IBMと茨城県、水戸工業高校でIT人材教育モデル「P-TECH」スタート

茨城県と日本IBMが取り組むIT人材育成のための産官学連携事業が、9月22日に始まった。

日本IBMの提供するプログラム「P-TECH」(Pathways in Technology Early College High Schools)は、高等学校と短大・専門学校を合わせた合計5年間の公教育モデルになっている。

同プログラムは、教育行政・学校・企業が協働してIT人材育成に取り組むスタイルで、2011年にアメリカで、米IBM、ニューヨーク市教育局、ニューヨーク市立大学の協働により始まった。

現在、世界28カ国240校、そして600社を超えるパートナー企業が参加しており、同社はすでに15万人の学生サポートを実現しているという。

茨城県は、このプログラムを活用し、県経営者協会と協働で、地域で活躍するIT人材を育てていくこととしており、県経営者協会は、地域の企業、約1,250社との橋渡しなどを担う。

水戸工業高校・情報技術科のオンライン授業で、社会人講師と交流

茨城県では、県立水戸工業高校と県立IT短大の産業技術短期大学が5年間の一貫教育を行う予定になっている。

9月22日には、県立水戸工業高等学校・情報技術科1年生40人を対象にオンライン講演会を行った。

生徒たちは自宅からオンラインで参加し、常陽銀行、サッカーJ1鹿島アントラーズFC、キンドリルジャパンなどの社会人講師から、ITを活用した新事業や事業の効率化などの実態を学んだ。

次回は、12月か2022年1月に開催予定。

【関連リンク】

・茨城でIT人材の一貫教育始動 水戸工高1年生40人受講(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC227L30S1A920C2000000/

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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