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TikTokが10代ユーザーのプライバシーを守る新機能を順次搭載

ニュース 2021.09.09 世界にユーザーを広げるTikTok、10代ユーザーのプライバシーを守る新機能を順次搭載

中国ByteDanceの日本法人(東京都新宿区)は、8月12日、10代の若者の安全を積極的に守るためとして、動画共有アプリTikTokに新機能を導入すると発表した。

追加する新機能は、若年層ユーザーの安全性やプライバシー保護を強化するもの。

13歳から15歳のアカウントは、非公開となり、ダイレクトメッセージやダウンロード機能も無効になっている。動画を投稿する際には、動画を見られる相手を選択するポップアップが表示され、選択可能な相手は、フォロワーと友人のみ。誰でも閲覧可能な公開設定は選択できないようになっている。

16歳から17歳のユーザーについても、DM機能は初期設定では「オフ」になっており、「オン」を選択した場合にはプライバシー設定の確認を求めるアラートメッセージが表示されるという。

他にも、13歳から15歳のアカウントでは午後9時から、16歳から17歳のアカウントでは午後10時から、プッシュ通知が無効になる。

新機能は、今後数か月にわたり、世界中で順次導入されていく。

TikTok、Facebook Messengerを抜いて2020年に最もダウンロードされたアプリの1位に

モバイル市場データと分析プラットフォームを提供する米App Annie(サンフランシスコ)の調査によれば、TikTokは、2020年に世界で最もダウンロードされたアプリの1位になっている。

2019年の時点では、1位Facebook Messenger、2位Facebook、3位WhatsAppにつづいて、TikTokは4位だった。

【関連リンク】

・TikTokの10代向けの安全と、プライバシーへの取り組みのさらなる促進(Bytedance)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000475.000030435.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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