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JC3が2021年上半期の悪質なショッピングサイト等に関する統計情報を公開

ニュース 2021.08.19 JC3の統計発表、コロナ禍の在宅時間、楽しいネットショッピングも詐欺サイトとの出会いの場に

一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3:Japan Cybercrime Control Center)は、8月4日、悪質なショッピングサイト等に関する統計情報(2021年上半期)を公開した。

悪質なショッピングサイトなどの通報件数は、前年同期比30%増の6,535件となったが、サイトを知った経緯については前年と変わらず「インターネット検索結果」が最多で65%を超えている。

また、サイトを知った際に使っていたデバイスについては、昨年は1位スマートフォン(46.9% / 2,007人)、2位PCブラウザ(45.7% / 4,112人)であったが、今年は1位PCブラウザ(46.4% / 2,545人)、2位スマートフォン(45.4% / 2,492人)という結果で、僅差ではあるもののPCでの検索が1位となった。

新型コロナウィルス感染症対策で、外出の機会が減り、インターネットで買い物をする人が増えている。

同時に、こうした機会を狙うサイバー犯罪サイトも増え、犯罪サイトに遭遇する確率も増えてしまったと考えられる。

ネット詐欺との遭遇率は上昇中、在宅時間が長くなったことの悪影響か

JC3によれば、2021年上半期は、「調理器具・家電」を販売する正規サイトの詐欺サイト、「暗号資産投資」サイトに関する通報の増加が目立ったという。

また、こうしたサイトへの誘導の多くは、「マッチングアプリやSNSで知り合った異性から勧められた」という結果もでた。

欲しいものを検索するのは楽しいことだ。しかし、危険も潜んでいるということを肝に銘じなければならない。正規サイトであることの確認は、必ず行うようにする必要がある。

【関連リンク】

・悪質なショッピングサイト等に関する統計情報(2021年上半期)(日本サイバー犯罪対策センター)
https://www.jc3.or.jp/threats/topics/article-377.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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