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Instagramが若年層ユーザーのアカウントを非公開設定へ

ニュース 2021.08.12 Instagram、若者を守るための新たな施策で16歳未満のアカウントを非公開設定へ

Instagramは、7月27日(米国時間)、若者をSNSの悪影響から守るための策として、16歳未満(一部の国では18歳未満)のユーザーアカウントは全て非公開にすると発表した。

アカウントを作成する際に公開と非公開は選べるようになっているが、若年層のほとんどが非公開を選択していることが分かったことから、全ての若年層アカウントを非公開にする決定に踏み切ったという。

現在公開設定で利用している若年層ユーザには、非公開を薦めると同時に、非公開設定の方法を説明していく。

Instagramの若年層ユーザーと悪意がある可能性のあるユーザー、接点ゼロへ

Instagramは、若年層ユーザーが安心してサービスを利用できるよう、新たな機能の追加も行った。

まず、若年層ユーザーに、直近でブロックされたり報告された履歴のあるユーザーは、システム上で「悪意がある可能性のある利用者」として判断され、若年層ユーザーと「悪意がある可能性のある利用者」の交流は完全にブロックされる。

たとえば、「悪意がある可能性のある利用者」は、Instagram上で、若年層ユーザーのコンテンツが非表示となり見られなくなるほか、若年層ユーザーを見つけてもフォローができない、コメントもできない。さらに、若年層ユーザーが他ユーザーのコンテンツに投稿したコメントであっても閲覧できない。つまり、「悪意がある可能性のある利用者」には、若年層ユーザーの投稿は一切見られなくなるということだ。

その他、広告表示も、ユーザーの年齢と性別、場所のみを判断材料として表示されるようになる。

これまでは、閲覧履歴により表示する広告が選ばれるターゲティング広告機能がデフォルトになっていた。この機能を使わない選択肢も設定には用意されていたが、今後は、若年層ユーザーが広告設定基準を選択する機能は廃止される。

Instagramは、SNSが若者にも安心して楽しんでもらえるよう、さらなる機能や使い方の提案を検討していくとした。

【関連リンク】

・Instagram、16歳未満の新規アカウントをデフォルトで非公開に(CNET Japan)
https://japan.cnet.com/article/35174433/

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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