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MicrosoftがRiskIQ買収

ニュース 2021.07.24 Microsoft、企業のファイヤーウォール外のサイバーセキュリティ強化でRiskIQ買収

米Microsoftは、7月12日(米国時間)、サイバーセキュリティー企業の米RiskIQ(カリフォルニア州サンフランシスコ)を買収することで合意したと発表した。

同社は、2020年6月に、イスラエルのセキュリティ・スタートアップ企業CyberX(マサチューセッツ州ボストン / 開発拠点はイスラエル)を買収。2021年6月には、ファームウェアの脆弱性を自動解析するセキュリティ企業ReFirm Labs(メリーランド州フルトン)を買収している。

今回のRiskIQ買収も、同社のセキュリティ戦略の一環だ。

RiskIQ、企業がアクセスする脅威のすべてを可視化し対策へ

RiskIQは、サイバー攻撃から企業を守るため、クラウドベースのソリューションを提供する。同社は、日々進化していく、マルウェアやなりすましなどの深刻なセキュリティ侵害は、企業内部のIT資産を守るだけでは不十分であり、ファイヤーウォールの外側のセキュリティ対策が必要だと指摘。

企業が活用するクラウドサービスから、自社サーバーであるオンプレミス、そして、他社や世界の拠点とつながるサプライチェーンなど、サイバー攻撃から守るべき対象は多岐に渡るが、RiskIQは、企業の全体像を見ながら、攻撃対象となりうるリスクを攻撃者目線で見つけ出し、対策をサポートするという。

2009年に創業して以降、現在までに、資金調達ラウンドは4回を超え、合計8300万ドル(約92億円)を調達している。現在の顧客は、米郵政公社、Facebook、American Express、BMW、など。

【関連リンク】

・Microsoft、Webのリスク管理企業RiskIQを買収 サイバーセキュリティ強化へ(ITmedia)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2107/13/news057.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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