ニュース 2021.04.21 ヤフー地図に接種会場がわかる「新型コロナワクチンマップ」機能追加
ヤフーは、4月5日、同社の地図アプリ「Yahoo!MAP」に、新型コロナウイルスワクチンの接種会場を確認できる「新型コロナワクチンマップ」機能を追加したと発表した。
厚生労働省が公開する接種会場の最新情報を随時反映し、現時点では、東京23区を含む、約460市町村にある約1700か所の接種会場を確認できる。
今後は、接種の予約まで完結するサービスも導入する計画だという。
新型コロナワクチンマップ上から予約も可能に
日本国内のワクチン接種は、2月から医療従事者を対象に始まった。
4月12日には65歳以上の高齢者への接種も始まるが、ワクチンの総数が少ないこともあり、各自治体により予約方法などは様々。当分の間、試行錯誤の状態が続くとみられる。
ヤフーでは、ワクチンの供給を待ちつつ、アプリの開発を進めており、一部の医療機関などと連携することで、同アプリで接種予約までできる機能追加も予定しているという。また、地図情報の他、ワクチンの供給元も確認できるようになる予定だ。
行政のデジタル化が進んでいない中でも、こうした機能がうまく使われるようになれば、接種の予約などもし易くなる可能性がある。
アメリカでも、3月15日、米facebookが、同ワクチンの接種会場などに関する情報を提供するサービスを始めると発表。まずは米国で開始し、国外にも同様のサービスを広げていくとしている。
【関連リンク】
・「ワクチンどこで?」 Facebook、接種情報サービス開始(日本経済新聞社)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN160EZ016032021000000/
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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