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プライバシーマークの普及を目指して宣伝会議賞で作品募集

ニュース 2021.04.08 個人情報保護のPマーク、「や~いお前の母ちゃん…」で普及活動へ

企業や個人へのサイバー攻撃により、個人情報の漏えいも頻発するなか、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の「Pマーク」を取得する企業が増えている。

JIPDECでは、このマークの普及と認知度向上を目指し、日本最大規模の公募型広告賞である宣伝会議主催「第58回宣伝会議賞」において、「プライバシーマークって、なに?」を課題にアイデアを募集していたが、3月12日開催「宣伝会議賞」において、応募作品がシルバー賞に選出されたことを報告した。

Pマーク掲載が企業の信頼をあらわす社会へ

「Pマーク」とは、JIPDECが運営するプライバシーマーク制度のもとに発行される第三者認証「プライバシーマーク」の略。

個人情報を扱う仕組み、運用方法が適切であると認められた事業者のみ使用が許可されるもので、「JIS Q 15001 個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に基づいて審査が行われる。また、認定されると、ホームページ、ポスターなどにPマークを使用することができる。

今回、シルバー賞を受賞したのは次の作品。

「や~いお前の母ちゃん 昭和55年2月29日生まれ身長160cm暗証番号1234~」

そして、協賛企業賞としてもう一点、
「私より私のことを知っているあの人は、私の知らない人でした。」も受賞した。今後、プライバシーマーク制度の普及啓発活動には、これらの受賞作品を活用していく予定。

今回の宣伝会議賞は、全体で61万7203点の応募があった。

【関連リンク】

・プレスリリース:「第58回宣伝会議賞」のJIPDEC協賛企業賞が決定しました。(JIPDEC)
https://privacymark.jp/news/other/2021/0315.html

・プライバシーマーク制度(JIPDEC)
https://privacymark.jp/index.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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