Sony
Sony
ソニー銀行が在宅勤務促進で監視モニタリングツールを導入

ニュース 2021.03.06 ソニー銀行、銀行業務の在宅勤務促進へ

ソニー銀行は、2月、銀行系システム業務における、在宅勤務促進とセキュリティ対策強化を目的に、エンカレッジ・テクノロジ社(東京都中央区)の提供するツール「ESS REC NEAO(イーエスエス レックネオ)」を導入した。

同ツールは、在宅勤務環境の証跡管理に特化した監視・モニタリングツールで、働き方改革の推進をサポートする役割りを担う。

銀行業務の在宅化は、重要要件として検討されることで実現可能に

同行は、銀行業務端末としてクラウドサービス「Amazon WorkSpaces」を利用しており、今回導入したESS REC NEAOは、AWS(Amazon Web Services)上で稼働可能なことも導入の決め手になった。

これまでは、機密性の極めて高い個人情報を扱う、銀行業務の在宅化は困難だと考えられてきた。

しかし、新型コロナウィルス感染拡大防止策として、テレワーク業務の範囲拡大が急務となり、改めて、重要要件に定めて検討したところ、在宅業務が可能な今回の対策につながったという。

ソニー銀行は、2001年6月、「個人のための資産運用銀行」として開業したインターネット銀行。銀行の中では、いち早くクラウド活用を開始していた。

働く場所を選ぶことが難しいと思われていた銀行業務にさえ、新しい働き方が可能になった昨今。もう出来ない理由はどこにも無い、というところまで時代も技術も進化していると考えられる。

企業が、在宅業務を、いま取り組むべき重要要件として取り上げるのか、一過性のものとして捉えるのかというテーマは、セキュリティ対策の話しに留まらず、企業の経営動向をも左右していく注目のテーマであることは間違いないだろう。

【関連リンク】

・ソニー銀行、VDIの証跡管理で銀行系システム業務の在宅勤務を促進(ZDnet)
https://japan.zdnet.com/article/35166912/

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

あなたの大切なパソコン・スマホを守ります!
世界が認める総合ウイルス対策ソフト

カスペルスキー

この記事を気にいったらいいね!しよう

セキュリティ通信の最新の話題をお届けします。

ページトップ