Sony
Sony
ジャパンネット銀行が銀行業務のテレワーク化を推進

ニュース 2021.02.24 銀行業務のテレワーク実現、ジャパンネット銀行がクラウドサービス導入

米アカマイ・テクノロジーズ日本法人は、2月9日、ジャパンネット銀行にテレワーク向けクラウドサービス「Enterprise Application Access (EAA)」が採用されたと発表した。

ジャパンネット銀行は、セキュリティリスクの軽減、導入構築コストの観点から、VPNに代わる複数製品を比較検討していたが、最終的に、EAAの導入を決めたという。

EAAは、ゼロトラスト型のリモートアクセス環境が実現できるクラウド型のID認識型プロキシソリューション。

クラウド側で通信の可否を制御する仕組みになっているため、外部からの不正アクセスを防ぐことができ、VPN(仮想私設網)用の機器を利用することなく、従業員宅と社内の通信を安全に運用することができるという。

米アカマイ日本法人との連携で、さらなるテレワーク拡大を視野に

ジャパンネット銀行は、2000年に創業した、日本初のインターネット専業銀行として知られる。事業継続計画、業務効率化などを目的として、早くから、リモートアクセスシステムの実現を目指してきた。

2019年には、働き方改革への対応、スポーツイベント世界大会開催時の交通機関混雑緩和などを考慮して、テレワークの推進も加速させた。

しかし、銀行業務には、高度なセキュリティが必要となることから、これまでテレワークが可能な業務範囲は一部にとどまっていたという。

今回のEAA採用に際し、ジャパンネット銀行IT本部 シニアスペシャリストの小澤一仁氏は、「将来的にはSaaSアプリケーションの認証管理にも用途を広げたいと考えており、EAAがますます活躍することを期待しています」と語り、テレワークの適用業務範囲拡大も視野にあることを示した。

【関連リンク】

・プレスリリース:ジャパンネット銀行、アカマイのEAAでゼロトラスト型のリモートアクセス環境を実現(アカマイ・テクノロジーズ合同会社)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000031697.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

あなたの大切なパソコン・スマホを守ります!
世界が認める総合ウイルス対策ソフト

カスペルスキー

この記事を気にいったらいいね!しよう

セキュリティ通信の最新の話題をお届けします。

ページトップ