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セールスフォースのアクセス権設定不備で相次ぐ不正アクセス

ニュース 2021.02.18 ヤフー、主要アプリにパスワード不要の「生体認証」導入完了へ

ヤフーは、スマートフォン向け主要サービスの電子商取引(EC)に、指紋や顔認識などで本人確認を行う「生体認証」の導入を進めていたが、2月8日、この一連の導入が、2021年春に完了する見込みであると発表した。

対象となる主要サービスとは、アプリでは「Yahoo!JAPAN」「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」「ヤフオク」などがあり、ブラウザでは「Safari」「Google Chrome」としている。

iOS版は、2020年中に対応済みだったが、Android版は、2021年にかけて順次対応している状況だった。

生体認証が導入されることで、サービスにログインする際、IDなどの入力が不要となり、不正アクセスもされにくくなる。

指紋や顔画像データは、ユーザーのスマホ端末内で完結し、ヤフー側は見られない仕組みになっているという。

月間アクティブユーザーの半数以上が、すでに「生体認証」利用者

ヤフーは利便性やセキュリティー向上のため、2017年から、ID・パスワードを入力しない認証方法の導入を推進してきた。

現在すでに、約5100万人にのぼるID月間利用者の半数以上が、パスワードを使わない認証方法(SMS、生体認証)を利用している状態だ。

認証には、世界で次世代認証の標準化を提唱する業界団体「FIDOアライアンス」が策定した「FIDO2」の規格にのっとった方法を採用している。

【関連リンク】

・ヤフー、主要アプリで生体認証導入を強化(Impress Watch)
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1305136.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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