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ソフトバンクが簡単導入ゼロトラストセキュリティ入門セットの提供開始

ニュース 2021.02.09 SBテクノロジー、企業が簡単導入できる「ゼロトラストセキュリティ入門セット」提供開始へ

SBテクノロジーは、1月28日、ゼロトラスト型セキュリティの社内システムを短期間で構築する「ゼロトラストセキュリティ スターターパック」を、2月1日より提供開始すると発表した。

ゼロトラストの環境構築に必要な米Microsoftの「Microsoft 365 E5」「Azure AD」などセキュリティ製品をまとめて提供するサービス。

サービス導入時には、SBテクノロジーの推奨値を各種設定に適用することができるため、環境構築期間を最短1か月に短縮することが可能だといい、導入準備にかかるIT担当者の負荷も軽減できる。

導入後は、アウトソースによるセキュリティ専門家の支援を受けることも可能であり、セキュリティ担当者不在の企業でも採用が可能だとした。

トレンドマイクロ実態調査、日本企業のクラウド利用加速感は世界最下位

トレンドマイクロが、1月20日に発表した、法人組織の「クラウド利用に関する実態調査2021」の結果発表によれば、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、「クラウドの利用計画が加速した」とする回答は、世界が87.2%だったのに対し、日本は、28カ国中で最低の78%だった。「加速していない」とした回答は、世界は9.2%、日本は17%。

同調査は、2020年10月に行われ、世界28の国と地域のIT部門責任者2,565人にアンケート調査したもの。日本からは100人が回答した。

SBテクノロジーによると、ゼロトラスト型セキュリティの環境実現について、顧客企業から「早急な対策を求められているが、どこから始めたらいいかわからない」といった相談が増えているといい、実態調査で明らかになった「加速していない」原因の一つと考えられる。

IT活用における世界からの遅れを取り戻し、円滑にビジネスを進めていくためには、セキュリティ人材の育成と同時に、セキュリティ担当者不在でも環境構築できるサービスも必須になっているといえるだろう。

【関連リンク】

・ゼロトラストセキュリティの短期構築を実現するサービス、2月より提供開始(SBテクノロジー)
https://www.softbanktech.co.jp/news/release/press/2021/005/

・-クラウド利用に関する実態調査 2021-新型コロナウイルスの感染拡大で約9割の法人組織がクラウド利用を加速(トレンドマイクロ)
https://www.trendmicro.com/ja_jp/about/press-release/2021/pr-20210120-01.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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