Sony
Sony
Chrome88公開でパスワード管理などセキュリティ強化

ニュース 2021.02.04 Google Chrome 88公開。セキュリティ強化やパフォーマンス向上を実施。

米Googleは、1月19日、Webブラウザ「Google Chrome」の最新バージョン88(バージョン88.0.4324.96)をWindows、Mac、Linux向けに公開した。

今回の更新では、パスワード管理機能の強化、拡張機能の仕様変更によるセキュリティ強化、パフォーマンスの向上などを実施している。

新しい機能は、今後数週間かけて順次提供される予定。

脆弱なパスワードを発見して、一気に更新しよう。

Chrome88で更新される機能のうち、パスワード管理機能を使ったパスワードの強化はすぐにでも実施しておきたい。

今回の更新では、Webサイト用パスワード管理機能に表示される保存済みパスワードのうち、脆弱なパスワードを選んで一覧表示する機能が追加された。

登録済みパスワードの安全性を簡単に確認できるだけでなく、再設定もしやすい。

パスワード管理画面へは、プロフィールアイコンからカギ型アイコンを選択してクリックすると開くことが出来る。これまで通り「パスワードの確認」ボタンをクリックすると「不正使用されたパスワード」が現れるが、今後はその下に「脆弱なパスワード」が並ぶ。

脆弱なパスワードが見つかったらそのまま「パスワードを変更」をクリックすると、サービス側のWebサイトに遷移するので、そこで新たに安全なパスワードを登録し、更新してしまうと良いだろう。登録情報を一気に断捨離することも可能だ。

Google Chromeに限らず、Internet Explorer、Mozilla Firefox、Apple Safariなど、どのブラウザも最新のセキュリティアップデートに対応するためのソフトウェア更新は頻繁に行われている。

アップデートの有無をこまめにチェックするか、自動更新設定をし、常に最新バージョンが使えるようにしておくことも大切なセキュリティ対策となるので、ぜひ習慣化しておきたい。

【関連リンク】

・「Chrome 88」公開 拡張機能の仕様変更でセキュリティやパフォーマンスを向上(ITmedia)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2101/20/news159.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

あなたの大切なパソコン・スマホを守ります!
世界が認める総合ウイルス対策ソフト

カスペルスキー

この記事を気にいったらいいね!しよう

セキュリティ通信の最新の話題をお届けします。

ページトップ