ニュース 2021.01.28 サイバーソリューションズ、PPAP方式の代替サービス提供開始

2月1日より、「添付ファイルのあるメール」と「パスワード通知メール」を別経路で配送する。

具体的には、メール添付で送られたファイルはクラウドストレージに自動保存され、その後、ファイルのダウンロードURLが別途受信者に送られるという。

対応するサービスは3つ、Microsoft 365、Google Workspaceのためのメールセキュリティ強化サービス「Cloud Mail SECURITYSUITE」、クラウド型メールセキュリティサービス「MAILGATES Σ」、クラウド型メールサービス「CYBERMAIL Σ」。

また、Microsoft 365、Google Workspaceなどに追加して利用することも可能とした。

情報セキュリティ対策として使われてきた「PPAP方式」という手法は、長らく問題視する声も多い中そのまま活用され続けていた。

そうした中、2020年11月、平井卓也デジタル改革担当大臣が、この手法について「セキュリティ対策や受け取り側の利便性の観点から適切ではない」とし、内閣府、内閣官房で廃止することを発表。

この動きに伴い、省庁や自治体、民間企業においても一斉にPPAP方式でのファイル送付を取りやめようという動きが始まっている。

同社は、今回開始する機能以外にも、PPAP方式の代替として、安全にファイル共有できるトータルソリューションの展開を視野にいれているとした。

【関連リンク】

・プレスリリース（サイバーソリューションズ株式会社）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000003598.html

TEXT：セキュリティ通信 編集部
PHOTO：iStock