ニュース 2021.01.27 NTTデータ、デジタル・ガバメントのための「コミュニティークラウドサービス」提供開始
NTTデータは、政府が提唱するデジタル・ガバメントの早期実現とクラウド活用推進のため、政府向けコミュニティークラウドサービス「OpenCanvas for Government」を2月から提供開始すると発表した。
同サービスは、金融機関向けのクラウドサービス「OpenCanvas」をベースとしている。
政府に求められるデジタル化と「行政の在り方そのものの変革」
OpenCanvas for Governmentは、民間に委託されたさまざまな公共機関などの利用するクラウドサービスとも、安全につながることができるクラウド基盤「Digital Community Platform」の一つとして位置づけられ、コスト削減、機敏性向上、先々の変化にも対応できるスケーラビリティの確保などクラウドの利点を備えているという。
「デジタル・ガバメント」では、デジタル技術の徹底活用を唱っており、国と地方、官と民などの枠を超えて、行政サービスを見直すとしている。
今回開始されるクラウドサービスが、政府の提唱する行政の見直しを強く推し進め、「デジタル社会に対応したデジタル・ガバメントの実現」「行政の在り方そのものを変革」といった一連の目標を確実に達成していくことが求められている。
同社は、プレスリリースにおいて、「同サービス上で、行政機関と金融機関の連携による新たなキャッシュレスサービスの提供など、官民の魅力あるサービスの創出に寄与する」とした。
【関連リンク】
・政府向けのコミュニティクラウドサービスを提供開始(NTTデータ)
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2020/122500/
・デジタル・ガバメント(政府CIOポータル)
https://cio.go.jp/policy-egov
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock