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個人情報漏えい対策サポート

ニュース 2020.12.15 「個人情報流出」被害も即時解決 スペシャリストが電話でサポート ノートンライフロック新商品

ノートンライフロック(旧シマンテック)は、11月26日、新商品ソフトウェア「ノートンIDアドバイザー Powered by LifeLock」の発売を開始した。

この商品は、ダークウェブを含むインターネットをモニタリングすることにより、ユーザーの個人情報流出を即座に検知、メールとアプリで通知するもの。個人情報の不正利用被害に遭ってしまった場合には、365日、復旧支援スペシャリストが電話でサポートするサービスもついている。

もう一つ、サイバー攻撃により、個人情報が流出したケースにおいて、被害の一つに「パスワードリスト攻撃」がある。IDとパスワードを入手した犯罪者が、複数のサイトにログインを試みるため、同じIDとパスワードを使い回しているユーザは複数の被害を受けることになる。

同社は、この攻撃の対策として、近日中に新機能「パスワードリスト通知」も提供開始予定だという。

2020年10月1日発表の警察庁広報資料によれば、2019年インターネットバンキングに係る不正送金事犯は、1,872件、被害額約25億2,100万円で、件数・被害額ともに、前年比から大幅に増加。発生件数は過去最多だった。さらに、2020年上半期は発生件数が前年同時期の約5倍の885件となっている。

個人情報はどこへ消える? ダークウェブで売買されているもの

情報漏えいなどで集められた個人情報は、ダークウェブに流れてサイバー犯罪に利用されるケースが少なくない。

ダークウェブとは、もともと米国海軍が情報の秘匿性を確保する目的で開発した情報通信技術であり、特別なネットワーク上に構築されているため、一般的な検索でアクセスすることはできない。アクセスには特殊なWebブラウザが必要で、仮に、間違ってURLにアクセスしたとしてもダークウェブの内容を確認することはできない、という特徴がある。

流出した個人情報は、このダークウェブ上の売買品となることも多い。売買されているのは、個人情報、Webサイトの認証情報、クレジットカード番号などが分かりやすい例だが、銃器やドラッグなどの物なども売買されているという。

IDとパスワードの使いまわしを止める、不審な添付ファイルは開かず、怪しいリンクはクリックしないなど、回避のための行動パターンをしっかり身につけ、最低限のリスク回避は癖にしておくべきだろう。そのうえで、必要と思われるセキュリティ対策は、施しておくに越したことはないようだ。

【関連リンク】

・プレスリリース(ノートンライフロック)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000069936.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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