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予兆検知ソリューション

ニュース 2020.11.19 AI活用 異常検知機能サービスの検証開始 NTTデータ先端技術

NTTデータ先端技術は、10月27日、人工知能(AI)を活用したITシステムの異常検知導入支援のサービス化に向けた検証を11月から始めると発表した。

同社の統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」と、2つのAI基盤である、NTTアドバンステクノロジ株式会社の「AI異常予兆検知ソリューション」、ブレインズテクノロジー株式会社のクラウド型分析プラットフォーム「Impulse(インパルス)」を活用してシステムを構築する。

「Hinemos」は、異常を検知する「監視機能」を搭載しており、他のツールと組み合わせることで、従来よりも高度な故障予兆検知や要因分析が可能。

今回は対象範囲を広げ、予想外のトラブルにも対応可能か検証するとし、2021年3月31日まで検証を実施、21年上半期をめどに商用化する予定。オンプレミス版に加え、クラウド版の提供も計画されている。

予兆検知ソリューションの市場規模 急速に大幅拡大

ITシステムの複雑化や大規模化に伴い、得られる情報が多種多様化していることや、巧妙化するサイバー攻撃により、人手による異常検知の判定は年々困難になっていく。AIをはじめとした最新デジタル技術の活用は、業務の自動化・効率化という点においても期待の高い分野だ。

ミック研究所が2020年3月に発表した調査結果によれば、「AIによる予兆検知ソリューション」の市場規模は2018年度は80億円弱、2019年度は対前年度比45.4%増で116億円弱の見込みとなっているという。

2021年度からは本格的な成長期に入り、2024年度には年平均成長率33.8%で456億円規模に達するという予測もある。

【関連リンク】

・ニュースリリース(NTTデータ先端技術株式会社)
http://www.intellilink.co.jp/all/topics/20201027/hinemos.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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