ニュース 2020.10.12 サイバーセキュリティ対策活動の貢献者に感謝状贈呈
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月17日、「JPCERT/CC感謝状制度」に基づき、2019年度にサイバーセキュリティ対策活動に貢献した団体・個人に対して感謝状を贈呈したことを発表した。今回選ばれたのはセキュリティ専門家4人と団体1組織であった。
「JPCERT/CC感謝状制度」とは2014年4月に制定され、サイバーセキュリティインシデントの被害を減らすことに貢献した個人や組織に対して感謝の意を表することを目的に作られた制度。2020年度は7回目の感謝状贈呈となる。
2019年度のインシデント報告数は20,147件
JPCERT/CCによると、2019年度に同センターに報告されたインシデント数は20,147件となり、近年最も多い報告数だったという。
選出された人物は、株式会社インターネットイニシアティブの今井健氏、理化学研究所の市原卓氏、ヤフー株式会社の大角祐介氏、NTTセキュアプラットフォーム研究所の秋山満昭氏の4名。組織としては伊藤忠商事株式会社IT企画部ITCCERTに感謝状が送られた。
JPCERT/CCでは、今回感謝状を贈呈した4人と1組織以外にも多くの報告者に日々協力してもらっているとし、JPCERT/CCに報告をくれた全ての人々に対し、この場を借りて感謝したいとコメントしている。
【関連リンク】
・サイバーセキュリティ対策活動への協力者に感謝状贈呈(JPCERTコーディネーションセンター)
https://www.jpcert.or.jp/press/priz/2020/PR20200917-priz.html
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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