ニュース 2020.10.06 ツイッター、自殺防止の取り組み強化のためにオレンジリボンの絵文字を提供
ツイッタージャパン株式会社は9月10日の「世界自殺予防デー」合わせて自殺防止のためのリソースを増強したと発表した。
ツイッターは国際自殺予防学会(IASP)との連携をしており、9月25日までの間に「世界自殺予防デー」のシンボルであるオレンジ色のリボンの形をしたスペシャル絵文字を提供した。
絵文字は23ヶ国語に対応しており、#WorldSuicidePreventionDay(世界自殺予防デー)、#WSPD、#WSPD2020、#SuicidePrevention(自殺防止)などのハッシュタグを付けてツイートすると表示される。
ツイッターは、2020年は新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴い人々に極度の不安を引き起こし、自殺にいたる可能性があることを指摘している。ユーザーに対して自殺や自傷行為の防止に関する情報やサービスへのアクセスを提供し、認知の向上にもつとめる。
日本では#弱音を吐こうでスペシャル絵文字も
日本でも9月10日から16日にかけて国や地方公共団体が推進する「自殺予防週間」で#弱音を吐こう、#相談してみよう、#いのち支える、#自殺予防週間のハッシュタグでオレンジ色のリボンマークが表示された。
また、悩みを抱えたユーザーにメンタルヘルスに関する貴重な情報を共有し、必要であれば連絡し助けを求めるように勧めるTwitter上の検索サービスである#TherelsHelpも展開。
ツイッター上で自殺や自傷行為に関連する語句を検索すると、検索結果の一番上に助けを求めるよう勧める案内を表示する取り組みについても今年は新たにいくつかの地域にこの表示が行われるよう対象を拡大した。
ツイッターでは今後も世界中のパートナーとの取り組みを通じて、自殺防止に積極的に取り組んでいくとしている。
【関連リンク】
・Twitter、グローバルで自殺防止の取り組みを支援(Twitter Japan)
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/company/2019/WSPD_2019.html
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
