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不正引き出し被害

ニュース 2020.10.02 ゆうちょ銀行の不正引き出し被害が拡大 137件、2205万円に

NTTドコモが運営する「ドコモ口座」の事件を発端に電子決済サービスの不正引き出し問題が相次いでいる問題について、ゆうちょ銀行からの不正引き出しの被害が9月18日の時点で137件、2205万円にのぼることが明らかとなった。

ゆうちょ銀行の発表によると、ゆうちょ銀行と口座と連携していた12サービスのうち、ドコモ口座を含む7つの電子決済サービスで被害が発生。

被害の内訳はドコモ口座で82件(1,546万円)、支払秘書で31件(345万円)、PayPayが13件(135万円)、メルペイで4件(105万円)など合計で137件(2,205万円)となった。

ゆうちょ銀行は連携する12社のうち10社について新規口座登録とチャージを停止している。

二要素認証を用意していたが必須ではなかった

今回の事件は、第三者が決済サービスのアカウントを作成し、何らかの方法で氏名、口座番号、生年月日など個人情報を入手し、ゆうちょ口座から不正にお金を引き出したものとみられている。

ゆうちょ銀行では二要素認証を用意していたものの、必ず使うようにはしていなかったため不正引き出しの被害が出てしまったという。

ゆうちょ銀行の田中進副社長は会見で「お客様に深くお詫び申し上げる」とし、明細を確認した上で身に覚えのない取引があった場合は連絡して欲しいとコメントしている。

【関連リンク】

・ゆうちょ銀行 不正引き出し 被害確認 計137件 2205万円に拡大(NHK NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200918/k10012626041000.html

・ゆうちょ銀不正引き出し、109件1811万円被害(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASN9J5K54N9JULFA02V.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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