Sony
Sony
5Gの最新動向

ニュース 2020.09.29 KDDIが5Gについての調査レポートを発表

KDDI総合研究所は9月7日、世界の5G競争における米国の現状や問題点を明らかにするために、主要な通信キャリアのサービスやネットワークの現状をまとめたレポートR&A「世界の5G競争における米国の現状と課題」を発表した。

同レポートは米中戦争の影響やコロナ禍の影響も考慮しつつ、今後の5G展開について考察している。

モバイル通信技術の最新世代となる5Gには「超高速化」「超多数同時接続」「超低遅延」といった特徴があり、高解像度の動画配信やIoTの普及、自動運転精度の向上、遠隔治療などを可能にしてくれると期待されている。

レポートでは5G競争のプレーヤーとして通信キャリア3社、端末メーカー8社、通信機器メーカー4社、半導体メーカー6社、CPU命令セット1社(重複あり)を取り上げ、この中でも米国でサービスを展開する通信キャリアを紹介し、サービスを詳しく比較している。

コロナ禍、5Gで経済回復に期待

上で取り上げた会社の他にも「5Gの端末・通信機器の動向」としてアジア勢など海外のメーカーが存在感を増し、米国の影が薄くなっている実態について述べている。

加えて「Huawei排除の影響」のセクションでは、5Gを巡った米国とファーウェイの関係性を時系列で紹介するとともに、米中戦争の影響でNECなどの日本企業にもチャンスが回ってくる可能性にも触れている。

レポートの最後は「新型コロナと5G」として、前代未聞のコロナ禍で多くの困難と不確実性が予想される中、唯一確実で明るい話題が5Gの開始であり、5Gが経済回復を助け、新たなビジネスチャンスを生むことも期待できると締めくくった。

【関連リンク】

・調査レポート R&A「世界の5G競争における米国の現状と課題」(KDDI総合研究所)
https://www.kddi-research.jp/topics/2020/090701.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

あなたの大切なパソコン・スマホを守ります!
世界が認める総合ウイルス対策ソフト

カスペルスキー

この記事を気にいったらいいね!しよう

セキュリティ通信の最新の話題をお届けします。

ページトップ