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情報セキュリティの脅威

ニュース 2020.09.22 情報セキュリティ10大脅威2020、一般ユーザーが利用しやすい予防策を紹介

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は8月25日「情報セキュリティ10大脅威 2020」の個人向け情報を公開した。

公開された資料によると、特に脅威度の高い事案として「スマホ決済の不正利用」が初登場1位となり、「フィッシングによる個人情報の搾取」と「クレジットカード情報の不正利用」が2位、3位と続いた。

情報セキュリティ10大脅威 2020とは、2019年に発生した社会的に影響が大きかったと考えられる情報セキュリティの事故・事件の中からIPAが候補を選出し、情報セキュリティ分野の研究者、企業の実務担当者など約140名からなる「10大脅威選考会」がランキングを決定したもの。

個人と組織の異なる2つの視点からトップ10が選出されている。

各脅威に対する対策についても解説

今回発表された資料では、各脅威について紹介するだけでなく、主に個人のパソコンやスマートフォンでインターネットを利用する一般利用者向けにインターネットトラブルを避けるための対策に重点を置き、10大脅威についてそれぞれアドバイスを行なっている。

1位の「スマホ決済の不正利用」に関しては、パスワードの使い回しなどの行為をしないように注意を促し、パスワードは長く複雑なものにしたり、二要素認証や3Dセキュアを利用するなど一般個人ユーザーが利用しやすい予防策を挙げている。

ランキングの中では最近の事例として、新型コロナウイルス感染拡大に伴い注目度を増したデマの拡散や、SNSで中傷を受けて女子プロレスラー木村花さんが死去しSNSの誹謗中傷が社会問題化したこともあり、「ネット中傷・デマの拡散」の危険性についても言及している。

【関連リンク】

・情報セキュリティ10大脅威 2020(IPA)
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2020.html#download

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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