ニュース 2020.08.31 LINEがJASRACと包括契約 LINE提供サービスで楽曲配信可能に
LINE株式会社と日本音楽著作権協会(JASRAC)は8月7日、LINEが提供するサービスにおけるJASRAC管理楽曲の音楽著作権に関する包括的な利用許諾契約を結んだことを発表した。
これまでLINEグループでは「LINE MUSIC」と「LINE LIVE」で既にJASRACと契約を行なっていたが、今回の包括的な契約を交わしたことによって、LINEの企業公式アカウントやアーティスト公式アカウント、LINE NEWSからも楽曲の配信ができるようになった。
対象となるサービスおよび機能は以下の通り。
● LINEユーザーによる、LINE MUSIC配信楽曲との連携(プロフィールBGMやトークBGMの設定、トーク・タイムラインでの音楽シェア、着信音・呼出音の設定)
● 企業やアーティスト等のLINE公式アカウント、LINE NEWSでの楽曲配信
● LINE LIVEでの楽曲配信
LINEユーザーもLINE以外が提供する楽曲を適法に視聴可能に
今回の包括的な利用許諾契約を結ぶことによって、LINEの各サービスでコンテンツを配信する企業やアーティストは、JASRACが管理する国内外の多くの楽曲をストリーム形式で配信利用する際に個別に手続きをしたり、使用料を支払う必要がなく利用することができる。
LINEユーザーもLINE MUSICやLINE LIVEだけでなく、LINE以外の企業やアーティストが提供する音楽コンテンツを適法に安心して視聴することが可能となった。
LINEでは、今後も音楽を活用したコンテンツがLINEのプラットフォームを通じて広く発信されることにより、日本の音楽シーンの発展をサポートし、ユーザーの毎日をより豊かにしていくことを目指していくとしている。
【関連リンク】
・LINE株式会社と一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)の音楽著作物の包括的な利用許諾契約締結について(LINE)
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2020/3343
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock