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ツイッターの返信制限機能

ニュース 2020.08.29 ツイッター、返信を制限する設定が可能に

ツイッターは8月11日、自分が投稿したツイートに返信できるユーザー範囲を投稿者自身が3段階で設定できる機能を正式に発表した。

投稿者はツイートをする際に、ツイートに返信できる範囲を「全員が返信可(ツイッターでのデフォルト設定)」「フォローしているアカウントのみ返信可」「@アカウントで指定したアカウントのみ返信可」の3パターンから設定できるようになった。

ツイートへの参加を投稿者自身がコントロールできることでスパムや嫌がらせに巻き込まれることを防ぎ、意味のある活発な会話を促す狙いだ。

返信が制限されたツイートにはラベルが付けられ、返信できないアカウントのアイコンはグレー表示になる。ただし返信できないユーザーでもツイートの閲覧やリツイート、コメント付きリツイート、共有または「いいね」は今まで通り利用できるようになっている。

返信を制限することで利用者の安全性向上を図る

ツイッターでは5月よりテストを行なっており、この機能によってスパムや嫌がらせから保護されていると感じることができるようになり利用者の安全性が向上したとしている。中でも過去に嫌がらせの報告をしたことがあるユーザーが、他のユーザーの3倍も同設定を利用しており効果を実感していたという。

この機能で阻止された攻撃的な返信は平均して3件であり、攻撃的な引用リツートは1件しか行われなかったとのこと。また、望まれないダイレクトメッセージの増加も見られなかったという。

同機能は8月11日からモバイルアプリ(Android、iOS)とTwitter.comで全てのユーザーが利用できるようになっている。

ツイッターでは今後もフィードバックに基づいたアップデートを継続し、数ヶ月以内に制限を利用した会話により多くの人を招待するオプションを設けたり、議論全体を一覧できる方法を追加していく予定だとしている。

【関連リンク】

・新たな会話への参加方法が始まります(Twitter)
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2020/new-conversation-settings-coming-to-a-tweet-near-you-jp.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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