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在宅勤務狙う新型コロナ関連ウイルス

ニュース 2020.08.18 在宅勤務増加に伴ってCOVID-19関連脅威も急増

アメリカのサイバーセキュリティ会社であるマカフィーは「McAfee Labs COVID-19脅威レポート:2020年7月」と題した特別版のレポートを発表した。同レポートは2020年第1四半期に発生したサイバー脅威とCOVID-19関連の脅威の進化について説明したもの。

レポートによると、2020年第1四半期において確認された1分あたりの脅威数は平均375件であり、新しいPowerShell(Windowsシステム管理用のコマンドシェル)マルウェアは前四半期より689%増加したという。

在宅勤務で発生した脆弱性がターゲットに

新型コロナウイルスの世界的大流行に伴い、在宅勤務が急速に増加。サイバー犯罪者は在宅勤務で生まれた脆弱性を狙って新型コロナウイルスをテーマにしたランサムウェア、詐欺URL、スパムなどを利用してターゲットを騙すという。

マルウェアを広める手段としては、知らないURLをクリックさせたり、添付ファイルを開かせたりといった手口が用いられているとのこと。

マカフィーが2020年1月〜4月のクラウド利用データを集め分析した結果では、在宅勤務増加に伴いクラウドサービスを標的にした外部脅威は630%増加し、その中でも主にMicrosoft365のようなコラボレーションサービスに集中していたとしている。

【関連リンク】

・COVID-19 脅威レポート パンデミック脅威の進化を明らかに(McAfee Blog)
https://blogs.mcafee.jp/mcafee-covid-19-report-reveals-pandemic-threat-evolution

・McAfee Labs COVID-19 Threats Report(McAfee)
https://www.mcafee.com/enterprise/en-us/assets/reports/rp-quarterly-threats-july-2020.pdf

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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