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家庭PCでのマルウェア遭遇リスクが上昇

ニュース 2020.08.08 家庭用PCユーザーのマルウェア遭遇リスク、世界的に高まる

サイバーセキュリティ会社のアバストソフトウェアは7月17日、「Global PC Risk Report 2020」を発表し、世界的に家庭用パソコンユーザーがあらゆる種類のマルウェアに遭遇するリスクが高くなっていることを明らかにした。

レポートによると、日本での家庭用パソコンユーザーがあらゆるタイプのサイバー脅威に遭遇するリスクは20.6%で前年の17.2%から増加し、地域別にみると関東地方のマルウェアに遭遇するリスクが最も高く23.5%であった。

本レポートのデータはアバストソフトウェアが2019年9月8日〜10月7日までの間に同社の脅威検出ネットワークから収集しており、それらのデータからリスクの状況をとりまとめている。

日本はサイバー脅威に遭遇するリスクの低い国

国別でみると日本は、家庭用パソコンユーザーがサイバー脅威に遭遇するリスクが最も低い国の1つであり、あらゆる種類のマルウェアに遭遇するリスクは8番目に低く、セキュリティソフトウェアの保護技術を回避するように設計された高度な脅威に遭遇するリスクは6番目に低かったという。

一方、家庭用パソコンユーザーがサイバー脅威に遭遇するリスクの高い上位3カ国は中国・アフガニスタン・ベネズエラという結果だった。

アバストのセキュリティ エバンジェリストのルイス・コロンス氏は、インターネットの中でもゲームサイトや動画ストリーミングサイトへの接続が特にリスクが高いことが分かっており、攻撃を防ぐためにも可能な限り全てのデバイスに信頼できるセキュリティ対策ソフトなどをインストールすることが重要だとしている。

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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