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サイバー犯罪に対する不安

ニュース 2020.08.03 日本人の不安、空き巣被害よりも情報流出やサイバーテロが上位に

国内の大手セキュリティ会社であるセコム株式会社は7月16日、2020年6月に実施した「日本人の不安に関する意識調査」の結果をとりまとめて発表した。

調査によると、最近1年間で不安を感じた事件・事故などについて「空き巣などの住宅侵入」以上に「SNSをきっかけにした犯罪」や「情報流出やサイバーテロによる被害」に不安を感じている人が多いことが判明した。

今回の調査は6月23日〜24日にかけて20代〜60代以上の男女計500人に対してインターネットによるアンケート回答方式で行われたもの。2012年から毎年実施しており、今年で9回目となる。

最も不安を感じていることは「新型コロナウイルス」

調査開始から9年連続で7割以上の人が最近何かに不安を感じていると回答。さらに最も不安に感じていることは「感染症の拡大(新型コロナウイルス)」であり、8年連続1位であった「老後の生活や年金」をわずかに上回った。

このことからも、世界的に流行し社会的にも経済的にも大きな影響を及ぼした新型コロナウイルスが大きな脅威と感じられていることが分かる。

また、最近1年間で不安を感じた事件・事故についても6割以上の人が「新型コロナウイルス感染症の拡大」と答え、2位に大きな差をつけ1位であった。

特徴的であったのが「空き巣などの住宅侵入」以上に「SNSをきっかけにした犯罪」や「情報流出やサイバーテロによる被害」に不安を感じている人が多く、「SNSをきっかけにした犯罪」に不安を感じた人は全体の16.2%、「情報流出やサイバーテロによる被害」に不安を感じた人は13.0%であった。

【関連リンク】

・- 第9回「日本人の不安に関する意識調査」-9年連続で7割以上が「最近不安を感じている」と回答(SECOM)
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2020/nr_20200716.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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