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LINEの利用

ニュース 2020.07.13 LINEでの違反投稿、2019年下半期は1950万件超を非表示に

LINE株式会社は同社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」や関連サービスにおいて利用規約や法令に違反した投稿に対し、2019年下半期(7月〜12月)に1952万6857件を非表示にしたことを発表した。

非表示件数は2019年上半期(1月〜6月)の1799万2632件と比べると約8.5%の増加となった。

同社ではLINEのタイムラインやLINE BLOG、Open Chatなどのサービスにおいて、利用規約や法令に違反した投稿がないか、監視システムによる機械的なチェックとモニタリングチームによる人の目によるチェックにより確認しており、違反していると判断した投稿を非表示にしている。

下半期で非表示にした1952万6857件の内、機械的なチェックで非表示にしたものは1000万9824件、人の目によるチェックでは951万7033件であった。

増加しているのはOpen Chatでの違反投稿

違反投稿の内訳をみてみると、タイムラインでのスパム行為が前半期の1,680万件より減少し1,320万件であった。一方で、2019年8月からサービスを開始したOpenChatはLINEの友だちではないユーザーとも交流できるチャット機能で、約540万件の投稿が非表示にされており、違反投稿全体の件数が増加したとみられる。

Open Chatで非表示にされたものの中では、タイでの非合法のオンラインカジノに関する宣伝文句やURLなどの投稿が大きな割合を占めるとのこと。

LINEのトークについては、ユーザーが通報機能などを利用して暗号化されていない情報を送る以外にトーク内容を確認することはできず、通報を受けたトークの対応状況については今回のレポートには含まれていないという。

【関連リンク】

・違反投稿への対応(LINE)
https://linecorp.com/ja/security/moderation/2019h2

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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