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ゲームで学ぶサイバーセキュリティ

ニュース 2020.04.30 ゲーム感覚で学べるセキュリティ教育コンテンツ「シンプラZ」が無償で公開

株式会社GRCSは4月15日、クラウド型教育サービス「シンプラZ」の標的型・フィッシング詐欺対策コンテンツを教育機関向けに無料で提供することを発表した。

現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で多くの教育機関で休校措置が取られており、オンライン学習やインターネットを利用する機会が増加している。

そのような状況下で、生徒や先生がインターネットを利用する際の情報セキュリティリテラシーを習得し、安全にインターネットを利用できるように支援するための取り組みだ。

「シンプラZ」とは、2013年よりGRCSが主に大学や企業向けに提供しているゲーム感覚で学べるクラウド型教育システムで、九州大学をはじめとする教育機関での実績も豊富であるという。

ゲーム感覚で最低限のセキュリティ対策を学習

今回無料で提供されるコンテンツは標的型攻撃やフィッシング詐欺について学べる「人魚姫を救え」というタイトルで、フィッシングメールなどが次々と送りつけられる主人公になり、数々の危機を乗り越えて人魚姫を助け出すといった内容のものだ。

このコンテンツによって、悪意のあるメールやWebサイトの見分け方、インターネットを利用する上での最低限のセキュリティ対策などサイバーリスクに対して個人で対策できる方法を手軽に学ぶことができる。

対象は日本国内の中学校・高校及び準ずる組織または教育委員会。提供期間は申し込みから5月6日(予定)までで、Webサイトの申し込みフォームより受け付けている。

【関連リンク】

・ゲーム感覚で学ぶクラウド型セキュリティ教育コンテンツを教育機関向けに無料提供(GRCS)
https://www.grcs.co.jp/news/20200415

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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