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SNSの年齢制限

ニュース 2020.05.01 保護者の約4割がSNSの年齢制限を知らないと判明

東京都都民安全推進本部は4月6日、家庭における携帯電話・スマートフォン等の利用に関する調査結果を報告した。

調査の結果、SNSのツイッター、インスタグラム、ティックトック、フェイスブックには利用規約で13歳以上の年齢制限があるが、約4割の保護者がそのことを知らなかったと答え、小学生の1割が利用していることがわかった。また、小中学生の保護者の約7割がSNS上でやり取りをしている相手を知っておきたいと思っているという。

スマートフォンの所有率については、小学校低学年19.0%、小学生高学年で34.6%と昨年の調査結果より所有している割合が増えている一方で、中学生は75.4%、高校生は92.4%とほぼ変化がなかった。

これらの調査は1月17日〜22日の間にインターネットによるアンケート調査をしたもので、それぞれ調査には都内在住の小中高校生の保護者2,000人が回答したという。

スマホのフィルタリング設定率、高校生は32%と低い

犯罪に関するサイトなど不適切なサイトやアプリを利用できないようブロックする機能「フィルタリング」の設定率は小学校高学年53.3%、中学生51.8%であるのに比べ、高校生では32%と低い設定率であることが明らかとなった。

「子どもがSNSを通じて知らない人とやり取りをしたことがあるか」という設問に対しては小学生低学年の30.3%、小学生高学年の26.8%の保護者が「ある」と回答する一方で、高校生になると46.2%が「わからない」とし、年代が上がるほど子どものSNSのやり取りの相手を把握しにくくなっていることが分かる。

【関連リンク】

・家庭における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査(東京都)https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/06/02.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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