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アメックスを騙るフィッシングメール

ニュース 2020.04.21 アメックスを騙るフィッシングメールに要注意

フィッシング対策協議会は4月7日、アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス)を騙るフィッシングメールが確認されているとして注意を呼びかけた。

フィッシングメール本文は「異なる端末からのアクセスが確認されたためカードの利用を一時停止した」などとしてリンク先のURLにアクセスさせ、セキュリティ強化の設定とカードの利用再開手続きをするよう仕向ける内容となっている。

同協議会が報告を受けているフィッシングメールの件名は「【American Express】アカウントの異なる端末からのアクセスのお知らせ」「【重要】American Express 株式会社から緊急のご連絡」というもの。

またリンク先のURLは「https://ameuexp●●●●.com/」「http://ameriicanexp●●●●.com/」などが確認されているが、これ以外のメールの件名やリンク先のURLも使われている可能性があるため注意が必要だ。

フィッシングサイトではクレジットカード情報の入力画面に

リンク先の偽のウェブサイトでは、まずログイン画面でユーザーID・パスワードを入力し、その後クレジットカード情報や暗証番号を入力することで、クレジットカード情報を搾取されるようになっている。

アメックス偽サイトのイメージ

フィッシングサイトのイメージ(出典:フィッシング対策協議会)

同協議会によると、フィッシングサイトは4月7日11時の時点で稼働中で、JPCERT//CC(JPCERTコーディネーションセンター)にサイト閉鎖の調査を依頼しているが、引き続き注意が必要とのこと。

同協議会では、このようなフィッシングサイトにおいて個人情報やクレジットカード情報を絶対に入力しないよう注意喚起すると同時に、類似のフィッシングサイトやメール、SMSを見つけた際には同協議会(info@antiphishing.jp)まで連絡するよう呼びかけている。

【関連リンク】

・アメリカン・エキスプレス・カードをかたるフィッシング(フィッシング対策協議会)https://www.antiphishing.jp/news/alert/american_express_20200407.html

・フィッシングメールに備えて(American Express)
https://www.americanexpress.com/jp/benefits/service-security/safety-fraud/protecting-yourself/index.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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