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テレワークのセキュリティ

ニュース 2020.04.30 警視庁がテレワークのサイバーセキュリティ対策に注意喚起

警視庁サイバーセキュリティ対策本部は3月31日、テレワークで勤務をする上でのセキュリティに関する注意点を公開した。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために、職場以外で働く「テレワーク」を導入する企業が増加している状況に伴って、不正アクセスなどサイバー犯罪の危険性も高まっていると注意を呼びかけている。

警視庁があげている注意点として、具体的にはウイルスに感染し情報が搾取されないように使用するパソコンのOSやウイルス対策ソフトは常に最新の状態に更新することが大切とのこと。

自宅のWi-Fiルータを使用する場合は、IDとパスワードが初期設定のまま使用すると不正アクセスされる可能性があるため、他のサービスと同じパスワードを使いまわすのではなくテレワーク専用のパスワードを設定するよう注意を促している。

公共の場での仕事も注意が必要

カフェや駅などのWi-Fiスポットでは多くの人が接続でき、セキュリティレベルも様々であるので重要な情報を扱う場合は、共有機能をOFFにし、VPN(通信経路を暗号化する)を利用するよう求めている。

また、公共の場での仕事では覗き見や盗撮のリスクもあるため、のぞき見防止フィルターを装着するなどの対策が必要だ。

自宅などテレワークで仕事をする場合は、警視庁のあげるこれらの注意点を参考にしながら、自身の対策を見つめ直すと共に、不安なことがあれば会社の管理部門などに相談しセキュリティ対策を進めていくことが重要だ。

【関連リンク】

・テレワーク勤務のサイバーセキュリティ対策!(警視庁)https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/cyber/joho/telework.html

・テレワーク増でサイバー犯罪の危険性! 警視庁が注意呼びかけ(NHK NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200322/k10012344241000.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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