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マスクを売りつける詐欺に注意

ニュース 2020.04.03 新型コロナウイルスに便乗したマスク高額販売のフィッシングメールが発生

独立行政法人国民生活センターは3月12日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、マスクの入手が困難となっている状況に便乗して、マスクを高額で販売するという架空の広告メールが確認されたとして注意を呼びかけている。

国民生活センターに寄せられた情報によると、産業資材を扱うメーカー名の差出人名でマスクの画像や説明文、そして「ご購入はこちら」と書かれたURLのついた不審なメールが届いたとのこと。

価格は30枚で41,800円と高額で、メール内のURLをクリックするとフィッシングサイトに誘導され、個人情報やクレジットカード情報を不正に取得される可能性もあり、注意が必要だ。

この架空メール内のURLページは現在閉鎖されていることが確認されており、国民生活センターが当該メーカーに問い合わせたところ、そのメーカーではマスクの取り扱いはなく、ホームページのURLも異なるという。

架空のマスク販売の広告メールに対して消費者へアドバイス

国民生活センターには、架空のマスク販売を行うメールについて多くの相談が寄せられているとして消費者に注意喚起をしている。

身に覚えのない送信元からメール等が届いた場合は、メールに記載されたURLにアクセスしたり、電話番号に問い合わせをすることは絶対に行わず、事業者の正規のホームページや問い合わせ窓口に確認することが重要だ。

また、今後新たな手口の勧誘が行われる可能性もあるとして、少しでも不審に感じることがあれば、すぐに近くの消費生活センター等に相談するようにも呼びかけられている。

【関連リンク】

・新型コロナウイルスに便乗した架空の“マスク販売広告メール”にご注意!(速報第2弾)(国民生活センター)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200312_1.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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