ニュース 2020.03.10 LINEに不正ログイン 4,000件以上の被害、乗っ取りや二次被害の可能性も
LINEは2月に約4,000人を超えるユーザーが不正ログインの被害を受け、ユーザーの意図に反するメッセージや、タイムライン投稿が行われていることを確認したと2月26日に発表した。
被害を受けたアカウントでは、購買に誘導するスパム(無差別に大量に一括してばら撒かれるメッセージ)の投稿があった他、パスワードやSMS認証コードを入力することで、LINEのアカウントを完全に乗っ取るためのURLも投稿されていたという。
LINEによると、最初の問題の報告を受けたのは2月13日。それから被害状況を調査したところ、不正ログインの被害を受けたユーザーの数は、日本で4,073件、台湾で81件、タイで2件、他の国・地域が69件の合わせて4,225件と判明したのことだ。
アカウントを完全に乗っ取るためのフィッシング行為も発生
この不正ログインでは、LINEアカウント自体の乗っ取りは起きていないので、アカウントは引き続き利用できるが、アカウントを完全に乗っ取るためのフィッシング行為も発生している。乗っ取り被害の件数は現在調査中だ。
LINEでは、2月19日から24日にかけて不正ログインされないよう複数の技術的対策を実施した上で、友人からのメッセージであっても、投稿中の不審なリンクは開かず、LINEアカウントのパスワードの確認を求めるメッセージには応じないよう注意を呼びかけている。

不正なメッセージのイメージ(出典:LINE)
また、身に覚えのない、自分自身によるメッセージ送信や、身に覚えのないログイン通知があった場合は、至急パスワードを変更して欲しいとしている。
【関連リンク】
・LINEへの不正ログインに対する注意喚起(LINE)
https://linecorp.com/ja/security/article/251
・LINE不正ログイン被害 今月4000件以上に 注意呼びかけ(NHK NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200228/k10012305161000.html
TEXT:セキュリティ通信 編集部
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