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日本郵政に不正アクセス

ニュース 2020.03.06 日本郵便に不正アクセス、4,000通のメールを送信

日本郵便は2月14日、同社のメールアカウントが第三者から不正アクセスを受け、6〜7日にかけて約4,000通の意図しないメールが送信されたと発表した。

不正アクセスを受けたのは日本郵便が保有するメールアドレスのドメイン「@jp-international.jp」で、海外出張者が一時的に使用するもこのドメインの複数アドレスからメールが送信されていたという。

7日に接続業者(プロバイダー)から「大量のメールを送信しているドメインがある」との指摘を受け、事態が発覚した。

原因や被害状況などについては調査中

日本郵便は対策として、メールアカウントのログインパスワードを変更し外部との接続を遮断した他、外部専門家を交えてその攻撃手法や原因、被害状況などについて調査を行なっているとのこと。

不正に送信したメールはすでに消去されており内容は分からず、送信先が実際の顧客であったかどうかも合わせて調べている。なお、これまでに、メールを受信した方からの被害の報告はないという。

14日に、日本郵便は不正アクセスを受けたことをホームページで公表していたが、同日開催された決算会見では特に不正アクセスの被害については言及しなかった。

日本郵便はメールを受信した方に多大な迷惑をかけたことを謝罪すると同時に「不正アクセスの防止など情報セキュリティには十分留意しているところですが、今回の事態を重く受け止め、引き続き情報セキュリティ対策を強化してまいります。」とコメントしている。

【関連リンク】

・当社保有メールアカウントからの意図しないメール送信について(日本郵便)https://www.post.japanpost.jp/notification/productinformation/2020/0214_02.html

・日本郵便、不正アクセスで4千通のメール送信(産経新聞)https://www.sankei.com/economy/news/200217/ecn2002170038-n1.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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