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安全なクラウド利用を支援するサービスが登場

ニュース 2020.01.06 日立ソリューションズ、クラウドサービスの安全利用支援サービスを開始

株式会社日立ソリューションズは、「Microsoft Azure」や「Amazon Web Services(AWS)」といった企業内でのクラウドサービスの利用状況やセキュリティリスクを可視化し、情報セキュリティガバナンスの強化やシステム運用管理の効率向上を実現する「クラウドワークロードサービス」を12月20日から販売開始した。

サービスの価格はクラウド上のネットワーク機器100個あたり年間160万円。

現在企業では、業務サービスの提供にサーバーをはじめとする機材やネットワークの他、ハードウェアやOSなどのプラットフォーム一式をクラウド上で用意する事例が増えている。

しかしながら、情報セキュリティ管理者や情報システム部門は、企業全体のクラウド利用状況やセキュリティ対策状況を把握しきれていない現状があるため、同社は企業全体で安全にクラウドを利用できる環境の構築や運用を支援する同サービスを提供することになったという。

クラウドワークロードサービスの特徴

日立ソリューションズが提供を行う「クラウドワークロードサービス」では、情報セキュリティ管理者が把握していないクラウドの利用実態を自動で検知してメールで通知し、OSの脆弱性対策不備などのセキュリティリスクをダッシュボード上で可視化する。

これによって、情報セキュリティ管理者は、企業全体のクラウド上での業務サービスの利用状況を把握することができ、セキュリティ対策を徹底することでセキュリティ事故を未然に防ぐことが可能となる。

同社は、今後対応するクラウドサービスの数を増やし、企業ごとのセキュリティポリシーに合わせて設定できる機能を追加することも検討しているという。

【関連リンク】

・IaaSやPaaSの安全な利用を支援する「クラウドワークロードセキュリティサービス」を販売開始 (日立ソリューションズ)
https://www.hitachi-solutions.co.jp/company/press/news/2019/1219.html

・日立ソリューションズ、クラウド活用の安全性高めるサービス(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53602860Q9A221C1000000/

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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