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Google、二段階認証の方法を見直し

ニュース 2019.11.27 Google、2段階認証における「キャリアメールでの確認コード受け取り」を廃止

Googleは11月7日、2段階認証プロセスでの変更について発表を行なった。

Googleでは「Googleアカウント」の確認システムの見直し・改善を進めており、12月1日以降は、2段階認証用コードの受信に「キャリアメール」(例えば、ドメインが@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jp等のメールアドレス)を指定している場合、ログイン用の確認コードを受け取れなくなるという。

Googleは2段階認証用のコードを受信できないとGoogleアカウントにログインできなくなるため、2段階認証を有効にしていて更に確認コードの受信にキャリアメールを設定している場合は、速やかに認証方法を変更するよう呼びかけている。

また、今回の変更は大多数のユーザーには影響しない変更であり、該当するユーザーに対しては、メール等で通知を送っているとのことだ。

アカウントの不正利用を防ぐためにも、2段階認証の設定を

「Googleアカウント」の2段階認証では、「Googleからのメッセージ(Phone Prompt)」「テキストメッセージ(SMS)または音声通話」「セキュリティキー」が、12月1日以降も選択できる。

ログインパスワードを第三者が盗みとることは想像以上に簡単でありアカウントの不正利用を防ぐためにも、利用するサービスが2段階認証に対応している場合には2段階認証の設定を行い自衛策をとることが望ましい。

【関連リンク】
・2段階認証プロセスでの変更について(Google Japan)
https://japan.googleblog.com/2019/11/update-account-2sv-setting.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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