ニュース 2019.10.22 Googleマップにプライベートモードが搭載
Googleは10月2日、Googleマップにプライベートモードを搭載したことを発表した。
プライベートモードを使用することで、Googleマップで行った検索やナビゲーションの結果などがアカウントに保存されなくなるとのことだ。
さらに、個人の利用するデータに基づいて付近のオススメの場所を提案する機能もプライベートモードを使用するとオフになる。
Android向けには10月中にリリースされる予定で、iOS版に関しても近日中に利用可能になるとのことだ。
YoutubeとGoogleアシスタントでもプライバシーに関する新機能が追加
今回の発表では、Googleマップのプライベートモードに加えたプライバシー保護の一環として「YouTube視聴履歴の自動削除」と「音声でのGoogleアシスタントのアクティビティ削除」も同時に発表が行われた。
YouTubeに搭載された視聴履歴の自動削除機能は、動画の視聴履歴を3カ月間もしくは18カ月間で自動的に削除する仕組みで、自動で削除するか手動で削除するかはユーザーが選択できる。
Googleアシスタントに追加された機能は、アシスタントに向かって「私が最後に言ったことを削除して」「先週あなたに言ったことをすべて削除して」などと言うと対応するデータ削除してくれるものだ。
さらに「どうやって私のデータを安全に保つの?」と質問をすると、Googleで行っているセキュリティーについて教えてくれるという。
これらの機能は英語から対応が行われ、来月から多言語への対応が行われる予定となっている。
【関連リンク】
・I/O '19 Recap(Google)
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TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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