ニュース 2019.08.08 人狼でサイバーセキュリティを学ベるアプリ「セキュ狼」が登場

ゲーム形式で楽しみながらサイバーセキュリティを学ぶことのできるこのアプリは、元々2017年の1月にJINSAで提供していたカードゲーム「セキュリティ専門家 人狼（セキュ狼）」に対して寄せられた岩崎学園の学生の提案を受けて共同開発したものだ。

このアプリは会話と推理を中心としたパーティーゲームの「人狼」をベースに、５～2０名のプレイヤーが、サイバー犯罪への対策を講じるCSIRT陣営（Computer Security Incident Response Team）か、内部不正を行う犯罪者陣営に分かれて、所属陣営の勝利を目指す。

それぞれ自分以外のプレイヤーの所属陣営が分からない状態で、CSIRT陣営は犯罪者を特定できれば勝利、一方犯罪者陣営は自分が犯人だと分からないように身を隠しきれば勝利となる。

アプリのダウンロードページ（出典：GooglePlay）

本アプリのソースコードは、Apacheライセンスのもとオープンソースとして公開されており、オリジナルのコードについては情報科学専門学校で維持、更新していくという。

【関連リンク】

・JNSA と情報科学専門学校、ゲームで内部不正を学べるスマートフォンアプリ 『セキュリティ専門家 人狼』を共同開発（日本ネットワークセキュリティ協会）
https://www.jnsa.org/press/2019/190724.pdf

・セキュ狼 - 『セキュリティ専門家 人狼』モバイル：SECWEREWOLF MOBILE（Google Play）
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ac.iwasaki.isc.secwerewolf

・『セキュリティ専門家 人狼』モバイル：SECWEREWOLF MOBILE（GitHub）
https://github.com/isc-iwasaki/secwerewolf-mobile-android

TEXT：セキュリティ通信 編集部
PHOTO：iStock