ニュース 2019.05.27 Adobe Flash PlayerとAdobe Acrobat/Readerに脆弱性

米アドビシステムズは現地時間の5月14日、「Adobe Flash Player」およびPDF作成・変換ソフトの「Adobe Acrobat」、PDF閲覧ソフトの「Adobe Acrobat Reader」に関する脆弱性の公開を行った。

公開された脆弱性についてはいずれも「過去に攻撃リスクが高いとされたことのある脆弱性」と発表されており、該当製品を使用しているユーザーは30日程度以内を目安に最新版へのアップデートを行うことが推奨されている。

Adobe Flash Playerのアップデート方法

下記のURLより「Adobe Flash Player」の最新版をインストールすることが可能となっている。

https://get.adobe.com/jp/flashplayer/

「Google Chrome」上で、統合版の「Flash Player」が動作している場合は「Google Chrome」のアップデートが必要となる。「Google Chrome」のアップデートが自動で行われない場合には、最新版にアップデートをするなどの対処が必要だ。

Windows 8.1／10 用の「 Internet Explorer 11」および Windows 10 用の「 Microsoft Edge」に統合されている「Adobe Flash Player」については、自動的に最新バージョンの 32.0.0.192 に更新される。

「Adobe Acrobat Reader」を起動し、「ヘルプ」メニューの「アップデートの有無をチェック」から最新版への更新をすることができる。

もしくは、下記の公式サイトから最新版をダウンロードすることも可能だ。
https://get.adobe.com/jp/reader/

https://www.adobe.com/support/downloads/product.jsp?product=10&platform=Windows

詳細は、アドビの情報をご確認ください。
New downloads（Adobe.com）
https://supportdownloads.adobe.com/new.jsp

【関連リンク】

・Security Bulletin for Adobe Flash Player | APSB19-26（Adobe Systems）
https://helpx.adobe.com/security/products/flash-player/apsb19-26.html

・Security bulletin for Adobe Acrobat and Reader | APSB19-18（Adobe Systems）
https://helpx.adobe.com/security/products/acrobat/apsb19-18.html

・Adobe Flash Player の脆弱性対策について(APSB19-26)(CVE-2019-7837)（IPA）
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20190515-adobeflashplayer.html

・Adobe Acrobat および Reader の脆弱性対策について(APSB19-18)(CVE-2019-7829等)（IPA）
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20190515-adobereader.html

TEXT：セキュリティ通信編集部
PHOTO：iStock

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