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グーグルクローム

ニュース 2019.05.15 グーグル、ダークモード対応の「Google Chrome 74」を公開

グーグルは米国時間の4月23日、Google Chromeの最新アップデート版となる「Chrome 74」(バージョン74.0.3729.108)をWindows、Mac、Linux向けに公開した。

既存のGoogle ChromeユーザはChromeを再起動することで自動的に「Chrome 74」へアップデートが行われる仕様となっており、最新版の配信は数日から数週間の内に行われる予定だ。

最新版は39件のセキュリティ問題を修正

今回のアップデートに伴って、最新版の「Chrome 74」では合計39件のセキュリティ問題が修正された。

中でも、PDFレンダリングエンジンの「ANGLE(Almost Native Graphics Layer Engine)」や「PDFium」、JavaScriptエンジンの「V8」、HTMLレンダリングエンジンの「Blink」に存在する5件の脆弱性については、危険度がグーグル社の4段階評価で上から2番目に高い「高」に分類されている。

これらの脆弱性を悪用された場合には、一定の条件下で任意のコードを実行されたり、システムが不正に操作されることを防ぐためのサンドボックスをかわされたりする恐れがある。

Chromeは自動的に最新のアップデートをダウンロードする仕組みになっているため、Chromeを再起動することで最新版へアップデートすることが可能だ。

Windowsでのダークモードへの対応も

今回公開された「Chrome 74」は、初めてWindowsにおけるダークモードへの対応を行っており、デスクトップ向けの「Chrome 73」安定版ではmacOS版のみ設定可能となっていた。

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Windows 10でダークモードを有効にするには、設定画面の「個人用設定」から「色」を選び、規定のアプリモードで「黒」を選択することでOSの色設定がブラウザへと自動で反映される。

もしくはGoogle Chromeの起動時にオプションを指定することでカラーモードを切り替えることも可能だ。

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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