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ニュース 2019.03.26 フェイスブック、プライバシー重視に方向転換

米フェイスブック(FB)の最高経営責任者であるマーク・ザッカーバーグは、今月6日「フェイスブック利用者のプライバシーを重視する」との声明を発表した。

これからはフェイスブック上でのプライバシーを重視し、より少ない人数のグループで、より安全に交流できるように転換していく方針だ。

具体的には、不特定多数の人々との投稿の共有を重視する現在の仕組みから、今後は少人数のグループで私的なやり取りを行う場へと大きくサービス変更し、プライバシーの保護にも力を入れるという。

昨年9月には5千万人分の個人情報流失も

フェイスブックは昨年9月に約5千万人分の個人情報が流出していたことが明らかになるなど、これまでも世界中から「個人のプライバシーを軽視している」と大きな批判を浴びている。

こういった個人情報の流出は昨年9月以前から繰り返し発生していたこともあり、最近では多くのユーザーの「フェイスブック離れ」を招いた。

ザッカーバーグ氏は「最近は、人々がより私的な交流を求める動きが強まっている」と指摘した上で「ネットの将来を考えると、プライバシーを重視した交流プラットフォームのほうが、今のオープンなプラットフォームよりも重要になる」とコメントしている。

【関連リンク】
・フェイスブック、少人数型へ転換へ プライバシー重視(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASM3733L0M37UHBI00L.html
・フェイスブックCEO、「プライバシー重視」へ方針転換
https://www.bbc.com/japanese/47479467

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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